9月のHさん宅家庭集会に参加して
9月5日、1か月ぶりのHさん宅家庭集会に参加しました。牧師による聖書のお話や、主の晩餐式、そして楽しいお茶の時間がありますが、何より、重い障害をもつY君に会えること、Y君を囲んで学びや、晩餐式が行われることがいちばんうれしいことです。
Y君は8月20日、教会の礼拝の中でバプテスマ(洗礼)を受けることができました。
自分の口(体で)「イエスさまを主と告白する」ことができないY君。マタイによる福音書には、4人の友人が中風の人を癒してもらおうとイエスさまのところに連れてゆき、足の踏み場もない状況の中で屋根を剥がし、イエスさまの前につり降ろした。その様子に、4人の友人たちの信仰を見たイエスさまは、中風の人を癒された。とあります。
その聖書に励まされ、私たちは聖書を読みなおし、新たに教会の信仰告白を作り、それに基づいてY君はバプテスマを授けられました。ご両親は21年前にクリスチャンになりましたが「ずっと息子も(バプテスマを)と願っていたに違いない。しかし大きな病気をしたことから、ただ命を守ってほしいと祈るばかりだった」と言われました。
毎日毎日、息子の命と向き合い、Y君を守り続けてきたご両親には頭が下がります。Y君のバプテスマという出来事から、どんなときにも私たちの思いをはるかに超えて、イエスさまが伴ってくださっていることを、改めて知ることができました。